介護

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介護が必要かもと思った時にどこに連絡したらいいですか?

親の介護を考えるようになりました。まず最初にどこに連絡したらいいのでしょうか?

専門家の回答

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住んでいる地域の「地域包括支援センター」に相談してみましょう。
「介護が必要かもしれないが、誰に相談したらいいの?」「出来ないことが増えてきたけど、家族にはお願いしにくい」
介護は出来なくなってきたことにフォーカスが当たるので、相談すること自体がどうしても恥ずかしいといった声はよく聞きます。

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自分で調べれば調べるほど分からなくなる

介護が必要になる背景はさまざまです。介護のことで悩んだ場合には、まずは各地域の「地域包括支援センター」あるいは市町村の役所の「福祉課」に相談しましょう。
自身でインターネットで調べても、情報が不足していたり、難しい用語ばっかりだったりして分かりにくいことがよくあります。
「地域包括支援センター」には保健師、社会福祉士、ケアマネージャーといった資格を持つ職員がいて、高齢者やその家族の相談に応じてくれます。
基本的には住まいの小学校区で担当センターが決まっていて、全国で4,000以上、市区町村に必ず一つは設置されています。
担当センターがわからない場合は、役所のホームページや電話で「福祉課」(あるいは「長寿課」等、地域によって名称が違っている場合があります)に問い合わせると、連絡先なとを教えてくれます。

どういう場合に「地域包括支援センター」などに相談に行けばいい?

介護について少しでも悩んでいる場合は、気楽に相談してみましょう。
介護が必要かどうかの判断基準として、「要介護認定」の申請をすることもお勧めします。(「地域包括支援センター」などに代行申請を依頼することも可能です)
要介護認定の調査では、市区町村の職員が本人の元を訪問し、本人や家族に対して聞き取りを行います。
家の生活環境や、入浴やトイレに自分で行けるかなどどこまで自分でできるかや、買い物や日常生活の様子など、また、性格や認知症の程度などを調査します。
その上で、かかりつけの医師に意見書を作成してもらい、介護認定審査会を経て、市区町村が要介護度を5段階に分けて決定します。
申請から判定結果までは30日以内です。

いきなり役所に行くのは気が引ける

上記で挙げた「地域包括支援センター」や役所の「福祉課」以外にも、社会福祉法人、医療法人、NPO法人、ボランティア団体、一般企業など、介護についての相談を受け付けている場所がありますので、自分のタイミングで早めに相談し、自身や家族だけで介護の問題を抱え込まないようにすることが大切です。

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