はじめての介護
日常生活を送る上で
誰かの手を必要としたら
「介護」が始まっています
介護とは
「日常生活を営むための援助」を
行うことです。
このようにちょっとした事のように見えても、日常生活を送る上で
なんらかの支障が生じ、誰かの手助けを必要とする状態であれば
「介護」は始まっています。
同居をしている場合に
見るポイント
- 日中、仕事などで不在にしている間、同居の認知症の方の様子を見てほしい
- 糖尿病や腎不全などで食事制限をしてるが、専用の食事を用意するのが大変
- 定期的な医療処置が必要(褥瘡や、巻き爪、胃瘻の方など)
- 以前よりも家に篭りがちになった・体力が落ちて外出をしなくなった
同居をしている場合は、掃除や買い物など生活の用事と一緒に自然と「介護」をしています。
そのため、いつから要介護認定を受けた方がいいのか、まだ受けなくていいのか、の判断が難しい事もありますよね。
同居をしてる場合に介護保険による専門家のサポートや介護サービスが受けられるか、地域包括支援センターか役所の福祉課などに相談をしてみましょう。
別居をしている場合に
見るポイント
- 電話をしているときに同じ話を繰り返し話したり、忘れっぽくなっている
- 帰省をしたときに部屋が片付けられていない(前からそうだった場合でも加齢とともに転倒のリスクなどが生じます)
- 帰省した時に冷蔵庫の中身がほとんど腐っている
- 怪我や病気で入院をした
別居をしていると、日常の変化に気づけないことはどうしてもありますよね。
身近に頻繁に支援を行えるような方が居ない場合はより早く要介護認定を受け、専門家にサポートをしてもらいましょう。
介護を必要とする方がお住まいの地域の地域包括支援センターか役所の福祉課などに相談をしてみましょう。
ちょっとした「出来ない」の
積み重ねが介護のスタート
介護は子育てとは違い徐々に始まったり、急に始まったりと準備期間が少ないことが多いです。
さらに、介護サービスや施設を利用することに対し「自分の家族なのに他人に介護を任せるなんて冷たい」など批判的な意見を持たれる方もまだまだいらっしゃいます。
誰にも相談ができない中で、介護をされている家族への負担は想像を超えるものでしょう。
介護において、専門家の力を借りることは恥ずかしいことでも、冷たくもありません。
自分を犠牲にすることなく、介護をする方・される方がより良い関係を保てるよう積極的に介護サービスを利用しましょう。
脳トレ -頭の体操-
ケアポケでは高齢者向けに頭の運動になる間違い探しや
計算問題をご用意しています。
脳のトレーニングは物忘れや認知症予防にとても効果的!
ご利用は全て無料で、個人・介護施設や病院などでご利用いただけます。
ぜひ毎日の脳トレ・リハビリにご活用ください!