介護

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2022.06.27 作成

2022.06.27 更新

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親の介護をしなければいけなくなりそうだが、自分の仕事に影響が出てしまうのが心配です。

徐々に出来ない事が増えてきている親に対して、どこまで自分で介護をしたらいいでしょうか?私も働いているので、いずれ仕事へ影響が出てしまったらと思うと心配です。

専門家の回答

専門家イラスト

親の介護が必要になり、自身の仕事に影響が出るのではないかと心配されご相談いただく事がよくあります。
仕事と介護の両立は可能なのか、そんなお悩みにお答えします。

介護保険サービスを利用する

高齢者と介護士

要介護者の介護を全て行おうとすると、かなりの時間と労力を要します。働いているのであれば、介護に合わせて働き方を変えたり、仕事を辞めたりしなくてはならないのか不安になりますよね。
介護認定を受けていれば介護保険サービスを利用することができます。介護保険サービスには利用する方のニーズに合ったさまざまなサービスがあります。
ケアマネージャー(もしくは地域包括センターの担当者)に要介護者の要望やご自身の仕事の状況などをしっかりと伝え、無理のない介護の体制を整えましょう。

できれば見守った方が良い場面

見守りや声掛けと言っても、危険な場面や見守るための余裕がないこともあるかと思います。
例ではありますが、以下のような場合には出来るだけ見守りや声かけなどをしてみてください。

介護保険の申請方法についてはこちらの記事をご確認ください。

介護施設を利用する

デイサービス

デイサービスでは朝から夕方まで施設で朝から夕方頃まで施設で高齢者の食事や入浴、リハビリなどの介護サービスを行ってくれます。
基本的には施設の方が朝8時半に自宅まで要介護者を迎えに来てくれ、17時頃に自宅に送り届けてくれますが、早朝や夜間でも利用出来るデイサービスが増えてきています。
施設によって、延長して利用できる延長サービスを行っているところもありますので、利用する際は事前に確認しておきましょう。
また、デイサービスの中には宿泊ができる機能を備えた施設もありますので、宿泊も視野に入れた利用を考えている場合、こちらも事前に施設に宿泊ができるか確認しましょう。
基本利用時間外にサービスを受ける場合、延長料金は保険適用外となりますので、費用も確認しておきましょう。

ショートステイ

デイサービスとは別に、ショートステイという介護サービスもあります。
仕事の時間が決まっていなかったり夜勤などがある場合は、ショートステイを利用するのもおすすめです。ショートステイは、デイサービスとは違い1日単位で施設を利用できるサービスです。
普段は自宅介護だけど短期間だけ施設に入居したいという方にもおすすめです。短期間での利用のため、通常の入居型介護施設よりも費用を安くで抑えることができます。ショートステイでも食事や健康チェック、レクリエーションなどのサービスを受けることができます。

訪問サービスを利用する

訪問サービスには、訪問介護員(ホームヘルパー)が自宅を訪れて食事や入浴などの身体介護や、掃除・選択・買い物などの生活援助を行う訪問介護、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などが自宅でリハビリの補助をしてくれるサービスがなどがあります。
専門家によって、要介護者により適切な介護を提供できるほか、支援者の方の介護の負担軽減にもなりますので、仕事と介護を無理なく両立させることができます。

訪問サービスの中にもさまざまな種類があります。

訪問介護 食事や入浴などの身体介護、掃除・選択・買い物などの生活援助を行う
要介護1~5
訪問入浴介護 入浴に特化した訪問サービス。介護職員が浴槽や給湯器を持参して入浴の解除を行う
要支援1〜要介護5
訪問看護 看護師などが自宅を訪問して医療的な処置や診断の補助、健康チェックなどの医療サービスを行う
要支援1〜要介護5
訪問リハビリテーション 理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などが自宅でリハビリ補助を行う
要支援1〜要介護5
居宅療養管理指導 医師、歯科医師、薬剤師、栄養士などが直接自宅を訪問して医療的な栄養管理・栄養指導を行う
要介護1〜5
夜間対応型訪問介護 夜間の決まった時間にヘルパーが定期巡回を行う。
要介護1〜5
定期巡回・随時対応型訪問介護看護 看護師や介護職員が24時間体制で定期巡回を行う。
要介護1〜5

仕事をしながら自宅で介護を行いたいという方は、介護施設や訪問サービスを利用して自分の時間も確保しながら介護をするのをお勧めします。

勤務先の制度を利用する

介護を行っていると、要介護者の病院の付き添いでやむをえず会社へ遅れて出社することや、要介護者の具合が悪くなり会社を休んだり早退したりすることなどが起こりえます。
職場に介護を行っている事を伝えておかないと、遅刻が多い、勤務態度が良くないと評価される恐れもありますので、早めに会社に相談し、仕事と介護を両立させるために会社にどんな支援制度があるのかを確認しましょう。
「介護休暇」、「介護休業」は法律で決められた権利ですので気兼ねなく申請することができます。
とはいえ度々休みをとったり、長期的な休暇となると周りに迷惑をかけてしまうのではと不安に感じるかもしれません。
ですが介護は誰もが直面する可能性があるものです。そのため、早めに周囲に相談しておけば協力も得られやすくなるでしょう。

地域包括支援センターか役所の窓口に相談する

「介護保険サービスを利用する」でも記載しましたが、介護保険を利用してサービスを受けるために、まずは地域包括センターなどに相談しましょう。
地域包括センターについてはこちらの記事もご覧ください。

まとめ

介護は育児と違い、どんどん出来ない事が増えることで自尊心を損ないますし、ご家族もご本人も非常にもどかしい思いをするかと思います。
在宅介護をする上で大切なのは、「一人で抱え込まない」ことです。
利用できるサービスや制度を積極的に活用し、支援者は自身の生活や健康を大切にし、無理をせず自分の時間を確保するようにしましょう。

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