介護

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2025.11.21 作成

2025.11.24 更新

在宅介護で役立つ便利グッズ10選/介護保険でレンタルできるおすすめ用品も紹介!

在宅で介護をするために、どのような介護用品を購入したら良いでしょうか。また、介護保険でのレンタルも検討しているのですが、どのような物が対象になるのでしょうか?

目次

  1. 1. 「こんなに大変だと思わなかった...」在宅介護を支える"道具の力"
  2. 1-1. 介護は"気持ち"より"仕組み"でラクになる
  3. 1-2. 便利グッズ=介護者の負担軽減+本人の自立支援
  4. 1-3. 介護保険で借りられるものも多数あります
  5. 2. 手続きと注意点
  6. 2-1. まず「要介護認定」を受けること
  7. 2-2. ケアマネジャーに「レンタルしたい」と相談
  8. 2-3. 貸与事業所と契約 → 月額1割〜3割負担で利用OK
  9. 2-4. レンタルできないものもあるので注意
  10. 3. 【借りてよかった】介護保険でレンタルできる便利グッズ5選
  11. 3-1. 転倒防止の「手すり」
  12. 3-2. 身近な介護用品の「杖」
  13. 3-3. 室内でも使用出来る歩行器、敷居スロープ
  14. 3-4. 介護負担を軽減する「電動ベッド」
  15. 3-5. 転倒予防ができる「徘徊センサー」
  16. 4. 【買ってよかった】自費でそろえるおすすめ便利グッズ5選
  17. 4-1. 楽しみの時間が増える「アマゾン ファイアスティック」
  18. 4-2. 防犯対策になる「スマートインターホン」
  19. 4-3. ベッド上で便利な「スライドシート、グローブ」
  20. 4-4. 洗濯の負担が減る「ベッドパッド、防水シーツ」
  21. 4-5. 認知症予防になる「脳トレ」
  22. 5. 家族の体験談:「これで本当に助かった!」リアルな声
  23. 5-1. 「ベッドを変えただけで腰痛が激減した」
  24. 5-2. 「ポータブルトイレを導入して夜の介助回数が減った」
  25. 6. まとめ:便利グッズを"遠慮せず使う"ことが介護の第一歩
  26. 6-1. 道具を使うこと=手抜きではなく「知恵と工夫」
  27. 6-2. 在宅介護の負担を減らし、本人の自立も支える
  28. 6-3. 気になるものはケアマネジャーに相談してみよう

専門家の回答

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この記事は在宅介護の負担を減らしたいと考える方に向けた記事です。
在宅介護の役に立つ介護用品を紹介しています。
介護保険でレンタルできるものや、介護保険の対象ではない便利グッズの紹介をさせていただきます。

「こんなに大変だと思わなかった...」在宅介護を支える"道具の力"

在宅介護で役立つ便利グッズ10選/介護保険でレンタルできるおすすめ用品も紹介!

介護は"気持ち"より"仕組み"でラクになる

介護は大変なものです。マラソンのように先が長い側面があり、介護者が頑張りすぎて体調を崩してしまうこともあります。
在宅介護を楽にしてくれる便利グッズは多くあり、この記事でご自身に合う便利グッズがひとつでも見つかれば幸いです。
介護用品を導入して、介護を頑張りすぎず細く長く続けられる環境を作りましょう。

便利グッズ=介護者の負担軽減+本人の自立支援

介護用品は介護者の負担を減らし、本人の自立支援を促進する効果があります。
歩行時に体を支えてもらっていた方が、手すりや歩行器を使用することで介護の手がなく自分で歩行できるようになります。
できることが増えることは大きな自立支援です。介護負担と自立支援を促進するのが介護用品です。

介護保険で借りられるものも多数あります

介護用品は介護保険を利用して安価にレンタルや購入できる物があります。
介護用品を準備する際には介護保険の対象になるものか確認しましょう。購入やレンタルの際に料金の1割から3割の負担で利用できます。
介護保険の利用には、申請をしてケアマネジャーに担当してもらう必要があります。
介護用品が介護保険の対象になるかは判断が難しいので、介護保険申請を行い担当のケアマネジャーに相談しましょう。

手続きと注意点

まず「要介護認定」を受けること

介護保険で介護用品のレンタルや購入をする際には介護保険の申請を行うことが必要です。
申請の後は、要支援1〜2、要介護1〜5の介護認定を受けるために訪問調査が行われます。
動作確認や口頭質問を受け、その結果で介護認定が算定されることになります。

ケアマネジャーに「レンタルしたい」と相談

介護認定を受けた上で介護保険サービスを利用することが出来ます。
介護用品のレンタル・販売は介護サービスのひとつです。
サービス利用時には、相談窓口となるケアマネジャーが担当となりサービス利用計画となるケアプランを作成します。
要介護認定によってレンタルできるものが異なっていたり、何が介護保険の対象になるのかは専門家のアドバイスを受けた方が分かり易いのでケアマネージャーに相談した上で利用しましょう。

貸与事業所と契約 → 月額1割〜3割負担で利用OK

ケアマネジャーへの相談後には、実際に介護用品の利用となります。
介護用品は福祉用具貸与事業者が相談受付や環境にあった商品を提案します。
多くの場合、商品デモを通じて実際に試してから利用を開始できます。福祉用具業者と相談して利用を検討しましょう。
利用者本人の年金などの所得額によって、料金の1〜3割の自己負担となります。

レンタルできないものもあるので注意

初めての介護保険レンタルをする場合には、レンタルの可否は非常にわかりにくいです。
消耗品や肌に直接触れるものは、レンタルすることができません。
肌に触れるもので入浴関係やポータブルトイレは介護保険販売の対象になります。
ポータブルトイレの便座カバーやマットレスのベッドパッドは介護保険の対象にならないので注意しましょう。
ケアマネジャーや福祉用具業者に確認してから介護用品を準備しましょう。

【借りてよかった】介護保険でレンタルできる便利グッズ5選

この章では、介護保険レンタルができる介護用品の紹介をします。
介護保険レンタルの際には前章でご説明した「要介護認定」と「ケアマネジャーのプラン作成」が必要となります。

転倒防止の「手すり」

介護保険レンタル手すりは、様々な場所で使用ができます。
在宅生活では、ベッド・布団まわり、玄関、トイレ、浴室が転倒が多い場所です。
室内の動線を考えて手すりを設置しましょう。
レンタル手すりはネジで固定するわけでなく、置くだけで使用できる便利なものです。
まずは設置して使用頻度と安全性を考えて必要箇所に手すりを使用しましょう。

参考:手すり

身近な介護用品の「杖」

介護用品を使う時の障害が本人の拒否です。
まわりの目を気にして介護用品を頑なに拒否する人が多いです。
その点、杖は利用の障壁が低い介護用品です。転ばぬさきの杖と言いますが、ふらつきが出てきた時から杖を使い始めましょう。
介護保険レンタルに対応しているのは、多点杖や松葉杖などの特殊な杖です。
多くの人が使う1本杖は自費購入になるので介護用品業者に相談しましょう。

参考:

室内でも使用出来る歩行器、敷居スロープ

杖での歩行が難しくなってきた際は、歩行器の使用を検討します。
歩行器は外での使用はもちろんの事、室内で使用できるものがあります。
室内使用では、コンパクト性が重要視されますが本人の体格や安定性を考慮し適切な大きさが必要です。
また、方向転換のしやすさも大切です。ドアを開けるなど室内での動作確認を詳細に行いましょう。
また、5㎝程までの段差であれば敷居スロープを使用できるので合わせて検討ください。

参考:歩行器

介護負担を軽減する「電動ベッド」

布団で過ごしている方は、ベッドへ移行がおすすめです。
筋力の低下により、布団からの起き上がりや立ち上がりが大きな負担になります。
電動ベッドは立ち易い高さの調整ができるので、非常に便利です。
また、起き上がりの際は介護者の方が本人の手を引いて動作補助を行うことが多いです。
背上げ機能で起き上がり動作を補助することで介護負担の経験にもなります。

参考:電動ベッド

転倒予防ができる「徘徊センサー」

見守りが必要な方が動き出した時に、介護者に知らせる徘徊センサーも介護保険レンタルの対象になります。
ベッドの足元に置くマットタイプや赤外線で動きに反応するものがあります。
認知症の方の利用が多いですが、見守りが必要な方が家族を呼ばずに動き出した時のシグナルとしても活用できる商品です。

参考:徘徊センサー

【買ってよかった】自費でそろえるおすすめ便利グッズ5選

楽しみの時間が増える「アマゾン ファイアスティック」

介護用品ではないのですが、ファイアスティックは非常に便利です。自室で過ごす時間は多くなります。
漫然とテレビを見るより、ご自身のお好きな動画を見た方が楽しい時間を過ごせます。
また、ライブラリの写真をスライドショーの様に流すことができるので、家族の写真や思い出の写真を眺めることにも使える便利グッズです。

参考:アマゾン ファイアスティック

防犯対策になる「スマートインターホン」

最近はスマホ連携出来る家電が増えており、今回はインターホンを紹介します。
在宅介護では少しでも家の仕事を減らしたいものです。
スマホと連携できるインターホンであれば、玄関に確認に出ることやインターホンディスプレイに近づく動作をなくすことができます。
録画機能があるので、防犯対策としても有効です。

参考:スマートインターホン

ベッド上で便利な「スライドシート、グローブ」

この商品は、ベッド上でのご本人の体の位置を変更するのに便利なものです。
ベッド上で過ごしていると足側に体が滑り、元の枕位置まで体を戻すことが非常に困難になります。
スライドシートは滑り易い素材で作られており、本人とマットの間に敷き込むことで体の位置を容易に変更するための物です。
敷き込みにコツが必要ですが、一度コツをつかめば、どなたでも扱いやすい用具です。
また、体を横にずらす場合はグローブタイプも便利です。

参考:スライディンググローブ

洗濯の負担が減る「ベッドパッド、防水シーツ」

ベッドレンタルの際には、シーツやかけ布団は自分で用意することになります。
角にゴムがついたベッドパッドがシーツ交換に便利です。
ほとんどの電動ベッドはシングルサイズなので家具店で準備することができます。
失禁がある場合には防水シーツを使用しましょう。
防水シーツはベッドパッドの上に敷き、交換の際は防水シーツだけを取り換えればシーツ交換の負担が減ります。

参考:防水シーツ

認知症予防になる「脳トレ」

高齢になると認知機能が低下し、物忘れに繋がります。
認知機能の低下防止には脳トレがおすすめです。
計算や塗り絵、ナンプレなど多くの書籍や最近ではゲームアプリも活用できます。
少しで良いので、毎日時間を決めて実践して欲しいです。
参考に無料ダウンロード先を添付するので活用していただければ幸いです。

参考:脳トレ

家族の体験談:「これで本当に助かった!」リアルな声

「ベッドを変えただけで腰痛が激減した」

電動ベッドは便利な反面、導入が難しいことが多いです。
布団で休んでいる方は電動ベッドへの移行がスムーズなのですが、お持ちのベッドを活用されている方は電動ベッドに移行しにくい側面があります。
多くの家具調ベッドは高齢者が立ち上がるには低いです。
電動ベッドを利用し、立ち易い高さへの調整を行うことで、立ち上がりに苦労していた人が簡単に立つことが多くあります。
また、介助負担の大きい起き上がり動作を背上げ機能を使用することで介護者の腰痛予防になります。

「ポータブルトイレを導入して夜の介助回数が減った」

在宅介護で多くの人が悩むのが排泄です。誰もが排泄はトイレでしたいと思うでしょう。
しかし転倒リスクが高かったり、頻尿などの問題があればトイレに行くことが難しい場合もあります。
その時は、お部屋にポータブルトイレを設置することも手段のひとつです。
お部屋で排泄することに抵抗があるかもしれませんが、夜間の使用から始めると抵抗感も少なく便利な実感が多いと思います。
ポータブルトイレによって夜間のトイレ誘導や不始末が減り、本人、家族ともに負担が減り、睡眠時間の確保ができます。
睡眠不足や疲労は日頃の在宅介護への悪影響が多いです。
夜間の排泄問題解消のひとつにポータブルトイレを検討しましょう。

まとめ:便利グッズを"遠慮せず使う"ことが介護の第一歩

道具を使うこと=手抜きではなく「知恵と工夫」

介護をする方にとっては道具を利用することは手抜きではないかと感じる方がいます。
介護用品を使用することで介護の負担は減り、同じくらい本人の負担も減るのです。
介護者のメリットばかりに目が行きますが、本人のできることや楽になることがたくさん増えます。
介護者に余裕が生まれケアの質が高まるとともに、道具を使用しなかった時の本人の痛みや申し訳なさも減ります。
道具を使用することは知恵と工夫なのです。

在宅介護の負担を減らし、本人の自立も支える

介護用品は介護負担を減らす側面だけでなく、本人にとってもメリットが大きいです。
介護を受けている人が、手すりなどの介護用品を使用することで、自分の力で移動することができます。
高齢になるとできないことが増えていく中で、自分の意思で自分の取りたい行動が取れることは素晴らしいことです。

気になるものはケアマネジャーに相談してみよう

前章で述べた通り、介護用品は介護保険を使用して準備できる物が多くあります。
何が必要かを判断することが難しいので、困っていることやもっと便利にならないかという視点でケアマネジャーに相談すると良いでしょう。
ケアマネジャーや介護用品業者が便利な介護用品を提案してくれると思います。
「介護ってこんなものだよね」ではなく、「何とか楽にできないか」という視点で遠慮なく相談すれば在宅介護はより便利なものになっていきます。

この記事を監修した人

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野崎理香 / 正看護師

正看護師として、がん専門センターおよびリハビリ病院に勤務後、訪問看護の現場に従事。
日々のケアを通じて、「本当は聞きたいことがあるのに、時間に追われて質問できない」という利用者様の声に直面し、その課題を解決するため、介護情報サービス「ケアポケ」の立ち上げに参画。
現場での実体験をもとに、看護や在宅ケアに関する実践的な情報提供と記事の監修に取り組む。

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