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2026.05.18 作成

2026.05.18 更新

補聴器とは?仕組み・種類・価格・選び方を完全ガイド

親が難聴気味で補聴器が必要かもしれないと感じています。補聴器の仕組みや種類、価格、選び方について詳しく教えてください。

専門家の回答

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加齢によって体は変化していきます。聴力はそのひとつです。
聴力が落ちると、会話の聞き直しが増えて会話が難しくなります。
会話が億劫になれば、人間関係に影響がありますし、孤立しがちになります。
聴力が落ちる難聴を助ける道具が補聴器です。
補聴器の導入タイミングは、会話での聞き返しが増えたり、周りから耳の聞こえにくさを指摘が増えた時を目安にしてください。
この記事は難聴にお困りで補聴器が必要かもしれないと考えている方の為に書きました。

補聴器とは

補聴器とは?仕組み・種類・価格・選び方を完全ガイド

補聴器とは、聴力をサポートする管理医療機器のことです。
管理医療機器とは薬機法に基づき厚生労働省の基準をクリアした医療機器のことをいいます。
音を大きくする物は集音器であることが多く、集音器も補聴器と呼ばれることがあります。
その点がややこしい所です。
家電量販店や通販でも購入できることから、集音器を購入し音の聞こえが改善しないことがあります。
補聴器は雑音を抑え、必要な音を聞き取りやすく調整する機能を持っています。
集音器と補聴器の違いを理解して自分に合う道具を選びましょう。

補聴器の種類

補聴器の種類は多く、価格は性能によって5万円程から50万円程と価格差が大きいです。
補聴器の90%は耳かけ型と耳穴型に分かれます
今回はポケット型を含めて3種類について大まかに説明します。

耳かけ型

文字通り耳にかけるタイプの補聴器です。最も使用されているタイプになります。
価格幅は5万円から50万円程と価格幅が大きいです。
耳かけ型のメリットは耳にフィットしやすいことです。
後から紹介する耳穴型より圧迫感が少ないです。
また、防塵・防水対応の機種が多いです。
軽度から高度まで難聴レベルに広く対応しており、重度難聴にも対応した出力ができるタイプがあることも特徴です。

デメリットは、メガネやマスクと併用が難しい点です。
特にコロナ禍以降、マスクをつける機会が多いので注意が必要です。
また、外出時には風切り音が気になる方が多いです。

参考:耳かけ型

耳あな型

このタイプはワイヤレスイヤホンのような補聴器です。
一番の特徴は、耳穴の中に補聴器が入るので周りから見えにくいことです。
一見外れやすそうですが、オーダーメイドで形状するために耳にフィットしやすくなっています。
そのため、耳かけ型より価格が高くなっています。
コロナ禍移行、マスクをつける機会が増えているので人気があるタイプです。

反点、耳の形によっては形成できないケースもあります。
また、音がこもりやすいことや食事の咀嚼音が気になることもあるので、購入前にはレンタルを行い使用感を必ず確認しましょう。

参考:耳あな型

ポケット型

ポケットタイプは、ウォークマンのような形をしています。
価格は10万円位までとなっています。
本体が大きく取り扱いが簡単なことが特徴です。
生活場面に合わせて音量調節が容易です。
また、本体を聞きたい方向に向けることで音を聞きやすいというメリットがあります。

デメリットは、本体が大きく日常生活では邪魔になることが多いことです。
また、本体を衣服のポケットに入れて使用するので衣服の擦れる音が気になってしまうことです。

参考:ポケット型

購入時の注意点

前章で補聴器のタイプや特徴を説明しましたが、自分ひとりで購入することは難しく専門家の意見が必要です。
補聴器は価格差が大きく高価なもので購入の失敗は避けたいです。
この章では購入時の注意点やステップについて説明します。

耳鼻科での受診

補聴器の購入時に必ず守ってほしいことがあります。
それはお店に行く前に、耳鼻科で診察を受けることです。
難聴には、軽度・中度・高度・重度とステップがあります。
自分の難聴を知らなければ自分に合った補聴器を使用することは出来ません。

また補聴器でなく治療が必要なこともあり、補聴器を購入したものの効果がなかったケースもあります。
医師の中には、補聴器の知識を多く持っている補聴器相談医がいるので調べてみましょう。

参考:補聴器相談医

販売店選び

耳鼻科で健診の上、補聴器が必要と判断されれば販売店に訪問しましょう。
販売店ではカウンセリングや聴力測定、レンタル使用やアフターフォローなど補聴器を使用する上で長い付き合いになります。
そのため、販売店選びは非常に重要です。

補聴器は家電量販店やメガネ屋などで取り扱いが多いですが、ポイントは認定補聴器専門店を選択することです。近くのお店を調べてみましょう。

参考:認定補聴器専門店

販売店訪問

専門店では、カウンセリングから始まり、購入後のアフターフォローまで長い付き合いになります。
購入までの流れは以下の通りです。

  1. 聴力測定・カウンセリング
  2. 補聴器のフィッティング
  3. 補聴器の視聴・レンタル
  4. 購入
  5. 微調整とメンテナンス

医師の診断とカウンセリングの内容を含めて補聴器を選定を行います。
難聴の現状と相談員の意見、自分の使用用途を擦り合わせましょう。
購入の前には補聴器を可能な限りレンタルしてください。
店舗での短い試用ではわからないことが多いです。
実際に生活の場で使用することで気づくことも多いので一定期間の試用が必要なのです。
レンタル対応できる店舗は多いのですが、事前に確認して可能な限りレンタルしてください。
購入後のメンテナンスや調整が必要となることが多いですので話し易いスタッフかも重要なポイントになります。

購入後の失敗例

補聴器の購入後には、不都合が発生することも少なくありません。
購入前にしっかりと確認して購入しましょう。
ここでは、購入後の失敗例を紹介します。
このようなことが起こらないように、前章で説明した耳鼻科での診察と販売店の選択をしっかり行いましょう。

  • 補聴器を購入した後に耳鼻科診察したが、補聴器は使用しないほうが良いと言われた
  • 店舗で視聴した補聴器を購入したが、自宅や外では聞こえ辛かった
  • 購入後に何度もメンテナンスが必要になった
  • 返品が受け入れられない

参考:購入後の失敗例

まとめ

補聴器の選び方についてお伝えしたいことは、自分だけで補聴器を選ばないこと、医師の診察を必ず受けることです。
補聴器は、通販などでも購入可能で高価なものです。
購入後に失敗しない為にも、信頼できる医師と信頼できる店舗を探しご自身に合った補聴器を時間をかけて探しましょう。
補聴器を使用したその後の生活がより良いものになりますように祈っております。

この記事を監修した人

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野崎理香 / 正看護師

正看護師として、がん専門センターおよびリハビリ病院に勤務後、訪問看護の現場に従事。
日々のケアを通じて、「本当は聞きたいことがあるのに、時間に追われて質問できない」という利用者様の声に直面し、その課題を解決するため、介護情報サービス「ケアポケ」の立ち上げに参画。
現場での実体験をもとに、看護や在宅ケアに関する実践的な情報提供と記事の監修に取り組む。

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