病院・施設

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2023.02.06 作成

2023.03.09 更新

認知症対応型通所介護とは?デイサービスとの違いや料金について

デイサービスに通所したいと思っているのですが、認知症の母に専門のリハビリを受けさせてあげたいです。

どんな介護施設に通ったらいいでしょうか?

専門家の回答

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今回は介護施設の一つである認知症対応型通所介護について解説します。

認知症対応型通所介護ってどんな施設?

デイサービス

認知症対応型通所介護とはいわゆる「デイサービス」の一種です。
様々な種類のデイサービスの中でも、特に認知症のある高齢者のための通所介護サービスのことを指します。
このタイプの介護施設は、認知症の方のニーズに適応しており、身体的および精神的なケアが提供され、安心して過ごすことができます。
また、身体機能が低下し外出などが困難な高齢者の社会とのコミュニケーションを維持するための目的として機能しています。

認知症対応型通所介護事業所の形態

認知症対応型通所介護には3類型あります。

単独型 認知症通所介護施設のみ運営している
併設型 他の福祉施設に併設し運営をしている
共用型 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)などの施設の一部を使って実施されている

どんなサービスを受けられる?

認知症対応型通所介護の主なサービス内容は一般的なデイサービス(通所介護)と大きな変わりはありません。
自立した生活を入浴、排泄や食事、リハビリ(機能訓練)や、利用者の自宅から施設までの送迎といった内容が主なサービスです。デイサービスについて利用条件などを詳しく知りたい場合はこちらを参考にしてみてください。

デイサービス(通所介護)との違い ※1

認知症に特化したサービスを受ける事ができる

認知症対応型通所介護は、デイサービスの自立を目指すための支援と認知症に特化した専門的なケアを受けることが出来ます。
一般的なデイサービスでは認知症の方に対応しきれない部分が出てしまう事がありますが、認知症の特徴を熟知した施設では、ボランティア活動による多彩なレクリエーションや音楽療法、回想法などが取り入れられています。

スタッフの定員数が少ない

認知症対応型通所介護の定員は12名以下と、一般のデイサービスと比較しても定員が少ないことも特徴の一つ。
一般的なデイサービスよりも利用者に対し、より手厚いケアが提供されます。

利用料金について ※2

認知症対応型通所介護は事業所の形態や所要時間によって費用が設定されています。

要支援1・2の認定を受けた方

サービス費用の設定 要介護度 利用者負担(1割)
(1回につき)
社会福祉施設等に併設されていない事業所の場合
(7時間以上8時間未満)
要支援1 852円
要支援2 952円

要介護1~5の認定を受けた方

サービス費用の設定 要介護度 利用者負担(1割)
(1回につき)
社会福祉施設等に併設されていない事業所の場合
(7時間以上8時間未満)
要支援1 985円
要介護2 1,092円
要介護3 1,199円
要介護4 1,307円
要介護5 1,414円

※送迎に係る費用も、下記に含まれています。
※日常生活費(食費・おむつ代など)などは、別途負担する必要があります。

出典

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