病院・施設

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2022.06.20 作成

2023.01.24 更新

「訪問診療」と「往診」の違いって?サービス内容と費用について

往診との違いや、費用について教えてください。

専門家の回答

専門家イラスト

「病院への定期的な受診が必要だが毎回病院へ行くのが大変」「入院や施設などへ入所せず住み慣れた我が家で余生を過ごしたい」などといった場合でも医師の診察を自宅で受けることができるサービスです。

訪問診療はどんなサービス?

高齢者と医師

「訪問診療」は通院が困難な患者に対し提供されるサービスです。
定期的に患者の自宅へ訪問して診療をして、必要であれば自宅で採血や点滴などの医療行為の提供や、健康・療養相談も行っております。

往診との違い

「往診」も訪問診療と同様に通院が困難な患者に対し提供されるサービスです。
訪問診療との大きな違いは、往診は突発的に必要が生じた場合に依頼をするサービスですが、訪問診療は計画的に予定を立てて定期的に訪問をするサービスとなります。

訪問診療 定期的に訪問
診察・治療、健康・療養相談を行います
往診 突発的に病状に変化がありご本人やご家族からの要請で訪問
診療・治療

訪問診療だからといって突発的な依頼が出来ないというわけではありません。
緊急を要する場合には、事前に案内されている緊急連絡先に連絡をしましょう。

訪問診療の費用はどのくらい?

訪問診療は医療保険が適応となります。ちなみに、往診も同様に医療保険が適応です。
そのため高額療養費制度を利用する事も可能で、医療費が高額になってしまう場合はお持ちの被保険者証に記載の保険者まで相談をしてみましょう。

医療費の家計負担が重くならないよう、医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が1ヶ月(歴月:1日から末日まで)で上限額を超えた場合、その超えた額を支給する「高額療養費制度」(こうがくりょうようひせいど)があります。

出典:高額療養費制度を利用される皆さまへ ,参考にした箇所,2022/06/20閲覧

訪問診療では、以下の費用が発生します。

  1. 基本医療費(定期的な訪問にかかる診療費)
  2. 追加加算される診療費(薬の処方や検査、その他の医療行為にかかる費用)
  3. 包帯やガーゼの費用、訪問にかかる交通費

併せて利用したいサービス

訪問診療では治療や検査などを行うことができますが、日常的な支援については訪問看護や訪問介護などが利用できます。
利用に関しては定めがありますので事前に自信が利用できるかどうかについて確認をしましょう。

訪問看護の申請方法に関して、詳しくはこちらの記事をご参照ください。

訪問介護の申請方法に関して、詳しくはこちらの記事をご参照ください。

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