介護保険制度

介護保険制度

2022.06.13 作成

2023.01.24 更新

訪問介護ってどんなサービス?サービス内容やどんな人が受けているのか解説

介護士はお家でどんなケアを行うのでしょうか?看護師との違いも教えてください。

専門家の回答

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訪問介護では、訪問介護員(ヘルパー)が自宅を訪問し、介護サービスや日常生活全般の支援を行います。

どんな人が受けられるサービス?

高齢者と介護士

介護保険の対象で、要介護認定を受けられている方が利用できるサービスとなります。
介護保険の申請方法に関して、詳しくはこちらの記事をご参照ください。

提供するサービスの内容

サービスの内容を大きく分けると以下の3つとなります。

  1. 身体介護
  2. 生活援助
  3. 通院時の乗車・降車介助

①身体介護

食事や入浴、排出や着替えの手伝いを行います。
その他にも、外出や通院の介助や、ベッドや車椅子への移乗・体位変換なども行います。
高齢者の体に直接触れて介助するのが「身体介護」です。

②生活援助

掃除や洗濯、食事の調理や買い物、薬の受け取りなどを行います。
「生活援助」は、高齢者の生活の援助が対象となりますので、高齢者以外の人のための掃除洗濯だったり、食事を作ったりの家事代行は行いません。また、専門的な知識が必要な医療行為などを、「訪問介護員」が行うことは法律で禁止されています。

③通院時の乗車・降車介助

通院時の送迎、乗車・降車を介助するサービスです。いわゆる介護保険タクシーのことです。
病院への通院は要介護認定を受けられている方ご本人だけの場合はもちろん、ご家族がお連れになるのも難しいことがあります。
酸素吸入されている方や、24時間の点滴投与の指示が医師から出ている場合など、使用目的はケースバイケースでありますがそういった方への支援を主としています。
利用出来るのは要介護者のみで、介護タクシーにかかる費用は自費となりますので注意が必要です。

訪問看護との違い

訪問看護でも身体介護は行いますが、大きく違うことは訪問介護は生活への支援も行えることです。
買い物や掃除といった介助は訪問看護のサービス対象外となっています。
訪問看護に関して、詳しくはこちらの記事をご参照ください。

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