介護保険制度
2022.08.03 作成
2023.01.25 更新
【介護保険制度】介護保険ってどんな保険?いつから加入できる?
親の介護を始めたばかりですが、介護保険の仕組みが複雑で…。そもそもどんな制度なのでしょうか?
専門家の回答
介護される人を社会で支える保険制度
介護保険とは介護が必要な方やその家族に対して、介護や介護予防でかかった費用の一部を給付する制度です。
保険者は全国の市区町村で、その地域に住む40歳以上の方が被保険者として納めている介護保険料と税金で運営されています。
何歳から受けられる?
40歳から介護保険の被保険者(加入者)となり、終身にわたり保険料の支払い義務が生じます。
介護保険の給付対象は基本的には65歳からです。
受給対象者について、詳しくはこちらをご覧ください。
介護保険の納付額は?
「標準報酬月額」によって介護保険料が決定されます。
標準報酬月額とは、従業員の月々の給与を1~50の等級に分けて表すものです。
ここでいう給与は、基本給や通勤手当などの各手当が含まれますが、ボーナスなどの臨時収入は含まれないそうです。
標準報酬月額とは?決め方や社会保険料との関係をわかりやすく解説 |OBC360°|【勘定奉行のOBC】
介護保険サービスを受けるには?
介護保険サービスは要介護認定を受けることで利用が可能です。
要支援1-2、要介護1-5の段階で分かれています。
要介護認定について、詳しくはこちらをご覧ください。
まとめ
介護を行う上で介護保険制度はなくてはならないものです。
ですが利用する上で、仕組みの全てを把握する必要はありません。
分からないことがあれば、地域包括支援センターや担当のケアマネージャーに確認してみましょう。
保険制度は少ない負担でさまざまなサポートを受けることができる反面、仕組みがどうしても煩雑になりがちで分かりにくいところもありますよね。
今回は介護保険について解説します。