リハビリ・予防

リハビリ・予防

2022.07.12 作成

2022.09.15 更新

  • #今できること
  • #予防
  • #親の介護
  • #運動

運動をしたらとお医者さんに言われました。高齢であまり動けない母に、今更運動や筋トレって意味があるのでしょうか?

長時間の外出は難しいですが家の中は問題なさそうです。運動することで負担がかかってしまいませんでしょうか?

専門家の回答

専門家イラスト

お年をいくら重ねても筋肉は衰えるだけではなくしっかり運動をすることで維持や向上を見込むことができます。
適度な運動がもたらす効果と、座ったまま出来るストレッチ・筋力トレーニングについて説明します。

適度な運動には様々なメリットがあります

運動する高齢者

高齢者が適度な運動を行うことには以下のメリットがあります。

  1. 運動機能の維持・向上
  2. ストレス発散
  3. 便秘解消
  4. 浮腫み予防・解消
  5. 拘縮(筋肉が縮こまる)予防
  6. 認知機能の維持・向上・認知症予防

①運動機能の維持・向上

こちらは言わずもがなですね。運動機能の維持・向上は日常生活の質に直結します。
少し歩けなくなるだけで活動範囲がグッと狭まることになってしまい交友関係などにも影響を与えますので、出来るだけ毎日の運動を取り入れましょう。

②ストレス発散

軽い運動だけでもストレスを解消させるためのホルモン(セロトニンやエンドルフィン)が分泌されます。

セロトニン※1 他の神経伝達物質であるドパミン(喜び、快楽など)やノルアドレナリン(恐怖、驚きなど)などの情報をコントロールし、精神を安定させる働きがあります。セロトニンが低下すると、攻撃性が高まったり、不安やうつ・パニック症(パニック障害)などの精神症状を引き起こすといわれています。
β-エンドルフィン※2 鎮痛効果や気分の高揚・幸福感などが得られるため、脳内麻薬とも呼ばれています。モルヒネの数倍の鎮痛効果があり、気分が高揚したり幸福感が得られるという作用があります。

③便秘解消

体幹が動くような運動することで、腸が物理的に動きますので便秘解消にもつながります。
高齢者に便秘が多いのは、運動不足も関係していることが多いのです。

④浮腫み予防・解消

下半身の運動をすることで、第二の心臓と呼ばれるふくらはぎの筋肉(腓腹)が動き血流が良くなります。
そのため浮腫みを予防し、浮腫みがちの方には解消の効果も。

⑤拘縮(筋肉が縮こまる)予防

筋肉はもともと縮もうとする性質があります。
そのため、体を動かさないことが続くと大きい筋肉が縮み、拘縮が生じてしまう原因になります。

⑥認知機能の維持・向上・認知症予防

決められた動きを同じように再現し体を動かすというのは、実は脳の機能の多くを使用しています。
動きを繰り返すものなどは声に出して数を数えたりすることも頭の体操には有効です。

まとめ

運動には様々なメリットがあります。汗をかくほどのハードな運動でなくても構いません。
ストレッチや軽い運動を毎日どこかのタイミングに取り入れるだけで良いのです。
座ったままできる運動を以下でご紹介しておりますので、是非ご覧くださいね。

高齢者のための転倒予防10種運動 (シニアライフ・シリーズ)

転倒は骨折など日常生活動作へ影響を与えてしまうこともあります。転倒を予防するための運動が紹介されています。

出典

記事のタイトルとURLをコピーする

記事をシェアする

  • Twitter
  • Facebook
  • LINE

SNSでケアポケの最新情報を配信中!

  • Twitter
  • Facebook

© 2022 D-PLUS CO., LTD. All Rights Reserved.