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【図解】ポータブルトイレの種類やそれぞれの特徴、選ぶポイントにるいて徹底解説!

足腰の弱くなった親がトイレまで移動するのが大変なようで、話し合ってポータブルトイレを導入することにしました。ただ検索すると種類がたくさんあり迷っています。

どんな種類のポータブルトイレがおすすめですか?

専門家の回答

専門家イラスト

ポータブルトイレには形や素材の違い、機能の違いなどでさまざまな種類があります。
今回はポータブルトイレの種類やメリットデメリット、選び方のポイントをご紹介いたします。

ポータブルトイレとは

ポータブルトイレ

高齢者が自力でトイレまで行くのが難しい場合、寝室などベッドの近くに設置してすぐに用を足すことが出来る、持ち運びが可能な簡易型トイレです。

ポータブルトイレの種類

ポータブルトイレには種類があり、高齢者の状態や好みに合わせて使い分けることが可能です。

標準型ポータブルトイレ

標準型はプラスチック製で、軽くて持ち運びがしやすいのが特徴です。掃除がしやすく、値段も安いため、介護施設などでもよく使われています。
しかし、軽量である反面、不安定なのがデメリットです。立ち座りが安定していたり、座ったままの姿勢を保てる方におすすめです。

パナソニックエイジフリーライフテック ポータブルトイレ<座楽>背もたれ型SP ベージュ VALSPTSPBE

ひじ掛け・座面の高さが調節できるので使用者の身体に合わせて使用できます。

アロン化成 安寿 家具調トイレ コンパクト 標準便座

木目調でインテリアに馴染む外観です。アーチ型の肘掛けで足を広げやすく、排泄後の後始末がしやすいです。

木製椅子型ポータブルトイレ

見た目は通常の肘掛け椅子のようなので、部屋の中に置いても違和感がありません。安定感があり、普通の椅子としても使用することが出来ます。重さがあるため、移動させにくいのがデメリットですが、キャスター付きのものを選べば、簡単に移動できます。値段は比較的高価です。
立ち座りや座ったままの姿勢の保持が難しい人にもおすすめです。

リッチェル 木製 ポータブルトイレ きらく COS-D型 (普通便座・脱臭器付き)

家具調のポータブルトイレで、インテリアに馴染みます。移動に便利なキャスター付きです。

金属製コモード型ポータブルトイレ

座面の高さを調節出来るので、立ち座りがしやすく、安定感があるのが特徴です。軽量で移動も簡単に出来るので、掃除がしやすく便利です。見た目が居室に合わないのデメリットです。

シャワースツール バスチェア スチールパイプ フレーム 折りたたみ ベッドサイド コモード トイレ シャワーチェア 調節可能な高さ シート 高齢者 妊婦用

折りたためて持ち運びが簡単です。座面は5段階の高さ調節が可能です。

スチール製ベッドサイド設置型ポータブルトイレ

ベッドサイドに設置できるのが特徴です。座面の高さを調節でき、ベッドから横移乗しやすいのがメリットです。設置する時は、手すりの短い方をベッド側にして、座面の高さを揃えるとよりスムーズに移乗できます。
重量があるので移動させにくいのがデメリットですが、キャスター付きのものもあります。

ポータブルトイレの選び方のポイント

設置場所

ポータブルトイレを設置するには場所が必要です。ベッドからの移乗のしやすさ、介助者の動きやすさなどをふまえ、まずはどこに設置するのかを決め、そのスペースにあったサイズのものを選びましょう。

安定性

プラスチック製のポータブルトイレなど、軽量で持ち運びがしやすい反面安定性が低いです。足腰が弱く立ち座りに不安のある方や、座ったままの体制が難しい方は転倒のリスクがあるため重量のあるタイプを選びましょう。
ひじ掛けがあるタイプの場合は、座るときに体重をかけても倒れない安定性のあるものを選びましょう。

高さ・大きさ

本人の身長や体格にあった座面やひじ掛けの高さ、便座の大きさを選ぶようにしましょう。身体にあったサイズでないと、排泄時にストレスを感じることもあります。
座面の高さは座った時に膝が直角に曲がり、足底が床についているものだと立ち座りがスムーズに行えます。ベッドの近くに設置する場合、ベッドからの移乗がスムーズにできるよう、ベッドと同じくらいの高さにすると良いです。

ひじ掛けが外せる、跳ね上げられる

ベットから移乗する場合、ひじ掛けを取り外せたり、跳ね上げられたりするタイプだとスムーズに行うことができます。

プラスチック製のポータブルトイレなど、軽量で持ち運びがしやすい反面安定性が低いです。足腰が弱く立ち座りに不安のある方や、座ったままの体制が難しい方は転倒のリスクがあるため重量のあるタイプを選びましょう。
ひじ掛けがあるタイプの場合は、座るときに体重をかけても倒れない安定性のあるものを選びましょう。
他にも便座の暖房機能がついたものや、シャワー洗浄機能がついているもの、脱臭機能がついているものなど機能面でも種類が豊富です。
利用する方の身体や状況に合っていて、快適に使用できるものを選択しましょう。介助が必要な場合は介助者の使いさすさも考慮しましょう。

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