リハビリ・予防

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2022.06.23 作成

2024.06.21 更新

【在宅介護】高齢者の薬飲み忘れを防ぐポイント、グッズや工夫方法について

いつも自分で管理をしていたのに、飲み忘れてしまったりする回数が増えました。どんな対策ができますか?

専門家の回答

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薬の飲み間違いや飲み忘れが起こる原因はさまざまです。
それは命に関わる症状を引き起こす可能性もありますので、そういった危険を避けるためにも、生活環境の工夫や、内服補助具の利用、訪問サービスを活用してみましょう。

薬の飲み間違いや飲み忘れの原因

高齢者と薬

高齢になると、さまざまな疾患を抱え処方される薬の量が増えていく事があります。
毎日飲むものや一日置きに飲むもの、貼り薬や塗り薬、点眼や湿布など多岐に渡る薬を一度に処方され、正直のところ看護師でもハラハラしてしまう場面もあります。
例えば痛み止めの種類によって飲み忘れてしまっても問題ない事がありますが(気づいた時に内服してOKなど)、心臓のお薬や糖尿病のお薬は間違えてしまうと命に関わる症状が出現してしまうこともあるのです。
では、なぜそういった事が起きてしまうのでしょうか。
よく拝見する例として以下に挙げました。

  • 認知症などで物忘れが多くなってきた
  • 似たような色・形の薬が多くある
  • 処方されるタイミングがバラバラでまとめるのが大変
  • 部屋中が散らかっていて、薬を置く場所が決まっていない
  • 生活リズムが昼夜逆転していて、飲むタイミングがわからなくなってしまう

このように、飲み間違いや飲み忘れの原因はさまざまです。どんな対策ができるでしょうか。

薬を置く場所を統一する

薬の置き場所を統一することは、飲み忘れ・飲み間違いを予防するために非常に重要と考えています。
また必ず1日に数回は目にするような目立つ場所に配置をしましょう。
忘れっぽくなってしまっている場合でも、薬が目につけば思い出し決められた通りに服用できる事があります。

内服補助具を使用する

飲み忘れ・飲み間違いを予防するために補助具を利用することも有効な手段です。

内服カレンダー

1週間分や1ヶ月分セットできるものがあります。
1週間分のカレンダーには「朝・昼・夕・眠前」と4つ(もしくは「眠前」を除いた3つ)のポケットがある商品がほとんどです。
1日3回〜4回薬を服用する方や、食事後などに自身で内服できる方、ご家族の声掛けで内服ができる方におすすめです。
1ヶ月分のカレンダーには、1日1つのポケットにまとめられていることが多く、1日1回だけ服用する方や1日分なら自分で管理が可能な方におすすめです。
いずれもクリアポケットとなっている商品が多いので、パッとみて内服したかどうかがわかりやすいのが特徴です。

Libexy お薬カレンダー 1週間 壁掛け

1週間分を壁にかけるタイプのものです。場所を取らず、生活動線の中に設置することで飲み忘れを予防することができます。

サキ ウォールポケット グレー W55×H50cm(ポケットマチ3cm)

1ヶ月分を壁にかけるタイプのものです。こちらの商品はマチが広めにとられており、出し入れがしやすいものになります。1日の内服回数が1〜2回と少なめの方におすすめです。

お薬ボックス(ピルケース)

お薬ボックスにはさまざまな商品があり、3日分や1週間分の薬をセットできるものや、アラームがついているもの、自動で設定された時間に薬を出すタイプのものなどがあります。
まずは100円ショップなどの気軽に購入できる商品で試してみるのも手ですよ。

おくすりまとめーる 薬カレンダーBOXセット14日分2週間 置き型カレンダー

こちらは2週間分をセットできるボックスタイプのものになります。ボックスタイプは薬のセットが壁掛けよりも楽なのと、お部屋の外観を壊したくないことからことらを選択される方も多いです。

ADESSO(アデッソ) ピルケース 一週間用 お薬の時間ですよ アラーム付き

こちらは1週間分をセットできるボックスに、アラームがついたものになります。お一人暮らしの方や、生活リズムがある程度整っている方におすすめです。

お薬アラーム

薬の管理はその方によって慣れている方法がありますので、無理に変えてしまうとより混乱することもあります。
そんな時には薬の時間を教えてくれるお薬アラームの利用も有効です。

東心 服薬お助けグッズ おくすりですよ TS-96M

こちらは「声」を録音する事が出来るので、優しい声かけで内服や目薬を忘れてしまうことを防ぐ商品です。特にお孫さんの声を録音してプレゼントされると効果は抜群ですね。

訪問サービスの利用

訪問看護や訪問介護に薬の飲み忘れがないか声掛けを依頼することもできます。
訪問看護では、薬を服薬セットへ振り分けたり残量をチェックしたりなどの「服薬管理」も提供サービスの一部です。
訪問介護は「服薬管理」を行う事ができませんので、服薬したかの確認や片付けなどの「服薬介助」を行います。
訪問看護・訪問介護に関して、詳しくはこちらの記事をご参照ください。

また、薬剤師訪問サービスでは薬剤師が自宅まで訪問し、薬の配達や管理を行います。
薬剤師訪問サービスに関して、詳しくはこちらの記事をご参照ください。

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